南海トラフ巨大地震

南海トラフ地震では静岡県から宮崎県にかけての一部で最大震度7になる可能性があると予想されており、九州から関東の太平洋では10mを超える大津波が想定されています。 その被害想定は下記の通りです。  ・建物被害:2,386,000棟  ・死者:323,000人 広域で震度7クラスの地震が予想されているのは、東海地震・南海地震・東南海地震の三つの地震が連動して発生する可能性があるためです。この三つの地震が同時に起こることを三連動地震と呼ぶこともあります。 また、東海地震・南海地震・東南海地震の震源域よりもさらに広域の震源域で地震が連動して発生する南海トラフ巨大地震が起きる可能性もあり、最大でM9.1が想定されています。その場合、高知県の土佐清水市や黒潮町では最大で34mの津波高が予想されており、これは10階建てビルに相当する高さです。